六本木クラス11話からトランスジェンダーについて考える

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    SDGs考察

    他人を納得させる必要はない

    私は私です。他人を納得させる必要はありません。
    最高の居酒屋で最高の仲間と働いています。
    だから私も最高を目指します。

    六本木クラス 第11話より

    大人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本版、「六本木クラス」の第11話に出てくる、トランスジェンダーであるりく(演:さとうほなみ さん)の言葉です。
    自分は自分であり、自分の在り方を他人に納得させる必要はないという強く素敵な意志を感じる言葉です。これは、前話にて宮部新(演:竹内涼真 さん)がりくに言った言葉であり、この言葉に勇気づけられたりくが自分の言葉にして発した熱いシーンです。

    ダイヤモンド

    炎で焼いてみよ
    私はびくともしない石ころだ
    強くたたくがいい
    私は頑強な石ころだ
    暗闇に閉じ込めてみよ
    私は一人輝く石ころだ
    砕けて灰になり腐りゆく
    自然の摂理すらはね返してやる
    生き残った私
    私はダイヤだ

    石ころ(チョ・ガンジン)より

    韓国の「梨泰院クラス」劇中では詩集として一冊の本が映し出されるが、これは実在する詩集ではなく、ドラマの原作者であり脚本家のチョ・ガンジンのオリジナルなようだ。日本版にも葵(演:平手友梨奈さん)がりくに読んで聞かせる形で登場した。この詩は、例えどんな苦行にあっても自分は自分であり、逆境を乗り越え美しいダイヤモンドのように光り輝くという詩です。

    トランスジェンダーのりくにピッタリの素敵な詩ですね。
    LGBTQというセンシティブな問題を詩を通して考えるきっかけを与えてくれる、素敵なシーンでした。

    目標5 ジェンダー平等を実現しよう

    世界的に見てもLGBTQへの理解が遅れていると言われる日本。
    課題は山積みです。教育や、結婚制度、医療や社会保障など、LGBTQへの理解が乏しく、また法的に認められていないことによる問題がいくつも発生しているという現状があります。
    SDGsでは多様性を尊重した考えが根底にあります。
    私たち一人ひとりの意識改革と共に、多様性を阻害する法律の整備も進んでいくことを期待します。

    六本木クラスの11話では、トランスジェンダーに対して考えるきっかけを与えてくれます。

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